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なるほどデザイン

はじめまして。今回初めてブログを担当させていただきます、デザイナーのmoyuです。
今回は、わたしのお気に入りの本の一部をご紹介します。

1.「なるほどデザイン」

著書:筒井美希

なるほどデザイン

大変有名なのでみなさんご存知かもしれませんが、筒井美希さんの「なるほどデザイン」。
表紙にも書かれている通り、「目で見て楽しむデザインの本」です。
デザインの教科書のようなものはたくさん出版されており何冊か持っているのですが、この「なるほどデザイン」は濃い内容のわりに絵が多いというのが特徴的です。

内容は大きく3つに分けられています。

  1. 編集×デザイン
  2. デザイナーの7つ道具
  3. デザインの素

どういう意図でそのようなデザインになっているのかという話から始まり、その意図を表現するための手法、手法をランクアップさせるためのデザインの要素がまとめられています。文章だけでなく図やイラストなどを多く使っているので、直感的にわかりやすく、ぱらぱらとめくっているだけでも楽しい一冊です。

「デザイン」というと、なんとなくその人のセンスや感覚的なものだからむずかしい…と思いがちですが、最終的な判断こそその人のセンスによりますが、根本的な部分はこの本に書かれていることがすべすべてといても過言ではないくらいの1冊です。デザイナーではない方にも読みやすく、楽しくデザインについて知ることができます。

2.good design company 水野学

著書:デザインノート編集部

デザインノート good design company 水野学

デザイン業界ではかなり有名なgood design companyさんの仕事を特集した本です。
good design companyさんは、デザインで世の中をよくすることを理念に掲げる企業やブランドの価値を創出するコンサルティング会社です。
この本では、good design companyさんが手がけた仕事を紹介だけでなく、クライアントさんとの対談も載っており、よりリアルに仕事を知ることができます。
この本を読むとわかりますが、good design companyさんはもともとデザイン会社ということもあり、クリエイティブ面を兼ね揃えたでコンサルというのが特徴的です。
熊本の有名なキャラクター「くまモン」も、good design companyさんが手がけているのですが、もともとクライアントからの依頼はPRのためのロゴの作成だったそうですが、PRするにはキャラクターがいた方がいい!ということで誕生したんだとか。
クライアントの依頼をそのまま受け止めるだけでなく、依頼の根本的な課題を見つけ解決するというスタンスがユニークな企業さんです。
有名な会社やアーティストを多く手がけているので、実際に見たことがあるものがたくさん載っていて、誕生秘話を知れるのでとても面白い1冊です。

3.竜のかわいい七つの子

著書:九井諒子

「ダンジョン飯」でおなじみの九井諒子さんの短編作品集です。
長編ものだと続きが気になってしまいますが、1話1話が短いのでとても読みやすいです。星新一が好きな方は好きかもしれないと勝手ながら思っております。
九井諒子さんの絵は、話によって雰囲気が違うというのも魅力なのですが、迷いのない線で書かれているのが大変好みで、好きな作家さんの一人です。
日常らしいけれど少しSFチックな要素もあり、くせになる感じです。

まとめ

今回はお気に入りの本たちの中から3冊ご紹介させていただきました。
最近はなかなか本を読まなくなってしまいましたが、紹介するように本棚を探していたらもう一度読みたい本がたくさん出てきたので、またいろいろ読んでみようと思います。

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