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どうも!デザイナーのmoyuです。

いきなりですが・・・
サイトは見られてるから、リニューアルなんてしなくていいじゃん!と思ってる方いらっしゃいませんか?

実は、サイトにも賞味期限があるんです。

食品の賞味期限は、それを美味しく食べれる期間であり、
切れていても物によっては食べれなくはない…
けど美味しさや見た目は悪くなっている気がする…
みたいな印象ですよね。

サイトにおいても、たとえ賞味期限切れだとしても、
情報は発信できるし、問合せ機能も正常に動いているかもしれません。
しかし、その場合、見た目や機能に不具合が出てきてしまう可能性があるんです…!

ということで今回は、リニューアルのタイミングと判断基準について紹介していきます。

 

リニューアルのタイミングについて

リニューアルのタイミングは、サイトによって違います。
一般的にリニューアルを検討する目安として、

  • コーポレートサイト=2〜3年
  • リクルートサイト=1年

と言われています。

目安より長期間にわたり見直しができていない場合は、
定期的にサイトリニューアルをするかどうか検討する必要があります。

またサイトの種類だけでなく「業種業界」によっても賞味期限が異なる場合があります。

例えば、IT業界では、情報の移り変わりが激しいため、扱う商品サービスも変化する傾向にありそれに伴いサイトリニューアルも短い期間で行われている企業様が多いようです。

一方、BtoB企業においては頻繁に変化する業態ではないため、取引先や見込み顧客に対してブランドを浸透させていくために時間をかけてサイトを育てていく企業様が多いようです。

別の視点として、サイトをちょこちょこ更新しているうちにレイアウトや色などのデザイン、UX(ユーザーエクスペリエンス)が、当初から乖離してしまい、いつの間にか使いづらいサイトとなってしまっている場合があるようです。

サイトを訪れる人は、

  • サイトから有益な情報を得たい
  • サービスや商品を問い合わせたい

など、目的を持っています。

サイトを運営している側からすると、すぐに問合せや売上を増やしたい!というのが本音だと思いますが、まずは知ってもらい、他社との差別ポイントを明確に伝え、購入に至るまで、いわば消費者の心理に寄り添ったサイトである必要があります。

だからこそブランディングを基にしたデザインやUXが重要になってくるのですが、サイトが古いままだと、いつの間にか使い勝手が悪くなったり、デザインが古くさくなったりしまい、比較対象から外れるだけでなく、悪印象を与えてしまうことも…。

サイトのデザインやUXもファッションのようにトレンドがあるため、変化のスピードが速い業界ほど、短いスパンでのリニューアルを視野に入れるのが良さそうです

 

リニューアルの判断基準とは?

サイトによってリニューアルのタイミングは変わりますが、
時間軸だけで判断するのは、判断材料としては不十分です。

サイトリニューアルには、お金も時間もかかりますので
何年も変えていないからといって、すぐに「リニューアルしよう!」とは、なかなかならないのではないでしょうか?

そこで時間軸以外でのサイトリニューアルの判断基準をいくつか挙げてみました!

01.サイトがスマホ対応(レスポンシブ対応)になっていない

個人のモバイル端末の保有状況のうちスマートフォンの保有率は64.7%(総務省_情報通信機器の保有状況 より)という結果が出ており、スマホの普及率は年々上がっています。
それに伴い、サイトのスマホ対応が必要です。

サイトのスマホ対応とは、スマホでそのサイトを見たときに見やすく使いやすくすることで、約8割の企業がスマホ対応をしたサイトを使用していると言われています。

スマホ対応することで、ユーザビリティがあがり問い合わせを見込めるだけでなく、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの評価も上がり、SEO対策としての効果も期待できます。

02.Flash(フラッシュ)が使用されている

フラッシュってご存知ですか?
一昔前までホームページなどのサイトで使用されていた、Macromedia社(現Adobe社)が開発した音やグラフィックをアニメーションさせるソフトのことです。
こんなマーク見たことありませんか?

Adobe Flash Player

実はこれ、2020年12月にサポートが終了します。
またデータ量が多く、サイトが重くなってしまい表示までに膨大な時間がかかるなどの課題が出てきてしまう場合もあります。

最近のサイト制作では、別の方法を使ってアニメーションをつけたり動画を配置したりすることも可能なので、リニューアル後でもアニメーション付きの見応えのあるサイトにすることができます。

03.運営のしやすさ

さまざまなコンサルや制作会社などが唱えていることではありますが、
「サイトは制作して終わりではない」と言われています。

実際、サイトは運営、つまり情報を更新し続けることで効果を発揮します。

最近では、専門の知識がなくても気軽にサイトを更新できるようなシステムとして、CMS(コンテンツマネジメントシステム)というものがあります。
WordPress(ワードプレス)というと、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

このようなシステムを導入して、サイト運営を活発に行い、
検索1位のサイトを目指すのも夢ではありません…!

04.サイトを取り巻く環境が変わった時

意外と見落としがちなポイントが、この「サイトを取り巻く環境が変わった時」です。
サイトは、商品サービスの購入や問い合わせの増など、目的を達成するために適した構成や内容になっていることが重要です。さらに別のサイトを新たに立ち上げた時には、それぞれのサイトの役割を改めて明確にしておく必要があります。
これらが実態と乖離してないかをチェックし、必要に応じて軌道修正していきましょう。

05.企業のコンセプトを変更しイメージを一新したい

サイトが充実している今、商品やサービスを購入する際は、まずWEBで検索して下調べをしてから…という人が多くなっています。

サイトは企業の顔と言われることもあるくらい、企業イメージを広めるための最適なコンテンツです。

会社やお店のイメージを一新したいとき、ホームページもリニューアルをすることで
効率よくイメージを浸透させることができます。

 

まとめ

サイトの賞味期限とリニューアルの判断基準をご紹介しました。
使いやすくデザインも良い。そして何より目的を達成するためのサイトを皆さまに提供できるよう、これからの研究を続けていきます!

 

おまけ:リニューアルのポイント

こちらの記事でサイトリニューアルをするときのポイントを詳しくご紹介していますので、
よかったら合わせてご覧ください!

デザイナーとエンジニア両方の視点から考える サイトリニューアルのポイントとは

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