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対談動画やインタビュー動画は、リクルートをはじめ多くの動画で使用されるコンテンツです。
2台・3台など複数のカメラを使用することもある対談やインタビューですが、撮影現場で「超えてはいけない一線」があることをご存知ですか?

対談を撮影する際、気をつけなければいけないのは「出演者の顔の向き」。
男性と女性が向かい合って対談しているはずなのに、カメラのポジションによっては向き合っていないように見えてしまうことがあります。


上のイラストで二人が向き合っていないように見えるのは、二人とも同じ方向を向いているためです。
当然ながら、対談の撮影ではお互いが向き合っているように撮らなければいけません。

その時に必要なのが「イマジナリーライン」という考え方です。

二人の位置関係を上から見てみます。
向かい合う二人を結ぶ架空の線で結びます。この架空の線を跨がない位置なら、どの場所にカメラを何台置いても、男性を右向き・女性を左向きに撮影できます。
この架空の線を「イマジナリーライン」といいます。

これは対談だけではなくインタビュー動画でも同様で、インタビュアー(取材する人)とインタビュイー(取材される人)との間にイマジナリーラインを設定することで、視聴者の無用な混乱を防ぎ、伝わりやすい映像にすることができます。
またサッカーや相撲などスポーツ中継でも、イマジナリーラインを考慮して撮影されていますね。

『「伝える」の最上級へ。』をモットーとしている当社は、視聴者に伝わりやすい動画制作を行っています。

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